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オンタイムエンデューロというもの

オンタイムエンデューロとは己の心技体を問われる、難しいようでシンプルな奥の深いダートバイク競技である。

わかりやすく手っ取り早い説明は

1、当日に設定された時間内に1周回って帰ってくる。そして決められてる時間でチェックを受ける

2、1周の中にあるテスト区間で頑張ってプッシュした走りを計測する

1の決められた時間からのズレのなさ。2のテスト区間のタイムの合計  → それが、その日の成績になります。

醍醐味とて

これはどんなレベルのライダーでも、初心者・中級者・上級者問わずにそれぞれの楽しみ方を見つけることができます。

例えば、

 

・決められたコースの時間内に回れない人は、決められた時間に間に合うように頑張る。

・決められた時間の中で回れる人はテスト区間で秒単位で自分を進化させて速く走るように頑張る。

・ルートもテストも完璧!な、人はライバルとのタイムを競う!

・ジェントルなライダーはきれいな格好、きれいなスタイル、格好を見せつける!(笑)とか

オフロードライダーは、上手くなりたい。スムーズに乗りたい。速くなりたい。そんな事を目指していると思います。

そんなアナタに

それぞれの目的で楽しむ事ができます。

 

それを、他者と一斉にスタートして競うのではなく、一組3人づつのスタートで

 

コース上で混み合うこと無く、自分の実力を試すことができます。

1日でプチツーリングとプチアタックを数回繰り返す。こんなイメージです。

・ぶっ続けで走ることがきつい。

・疲れても開け続けるのがきつくなった。

・誰かと競うのが疲れた。。。。

他者と一斉にスタートしてアドレナリン全開!はJNCCやクロスカントリーで。

ジェントルに自分と向き合い、ライバルと能力を総合的に競い合うのがオンタイム。

専門用語が多いのも敷居が高く感じるでしょう。

が、今回のイベント(模擬レース)はできるだけ面倒なのを省いて、オンタイムの外枠を経験してほしい。

そして、少しでも楽しんでほしい。

わからない。 を、わかるまで。

合わないならしょうがないです。

だが、

 

やってから一度判断頂きたい!

下記は代表的な専門用語と説明です。

01

パルクフェルメ
 

車両保管場所。

競技に使用する車両は事前に入念なメンテナンスを行い、競技に支障がない状態で車検を受けます。そして、競技開始のその時までパルクフェルメ(車両保管場所)に車両を保管する。

​これは、スタート時の始動性(日常のメンテナンス、車両の信頼度)を問われます。

02

ルート (リエゾン)

オンタイムエンデューロでは自然の地形をコースにし、レベルに応じた移動区間を移動し己の走破性を試され、自力でパドックまで帰ってくる必要があります。

そのため、万が一の為に携帯工具、水、食料などを携行してレースを行う事もあります。

しかし、昨今のレースではルート区間はテスト区間と違い疲れずリラックスした状態で走ればオンタイムに間に合う設定としている場合が多いのでテストにそなえてオフロードツーリングを楽しむようにルートを移動できます。

03

テスト

ルート内に設定されており、ここのタイムテストがオンタイムエンデューロの核の部分となります。一人ひとりが順番にテストコースでテストを行うため、ヨーイドンで誰かと競うのではなく、コースと自分の技量をダイレクトに問われる事になります。

テスト区間での小さなミスがそのままタイムに現れ、タイムの集計が成績へとダイレクトに反映されるのです。

一つのミスが取り返しがつかなくなる。しかし、プッシュしなければタイムは出ない。

・ミスをせずに

・無駄のない走りを

・無駄のないラインで

など、その緻密な自分とコースとのせめぎ合いをテストでは問われるのです。

​一般的にはモトクロス要素の強い『クロステスト』、自然の地形を走る『エンデューロテスト』、造形物や障害物の多い『エクストリームテスト』などで構成される事が多いです。

04

遅着、早着、オンタイム

​テスト区間のタイムの集計も大事だがもう一つの大きな成績を構成するもの。それが、本題にもあるオンタイムでルートを廻る事。である。

与えられた持ち時間の中でルート、テスト、バイクの調整や整備、給油、軽食、休憩。などをこなし、確実に時間通りにタイムチェックを受ける必要があります。

オンタイムでチェックを受けることができない、またはミスにより早着した場合は分単位のペナルティが発生し、持ち時間の調整を行う必要性が発生したり、テストで積み重ねた数秒のプッシュも一瞬で無駄になるほどの大きなペナルティだからです。

​さまざまな要因が重なり、自分のココロと競技性と総合力が試される。

05

めんどくさそうですが。
 

楽しむココロとダートバイク特有のもっともっと上手くなりたい気持ち。

その気持があれば必ず次のステージに導いてくれます。

 

これは、ライバルとの戦いでもありますが。

自分と自然を使ったダートバイクの競技。

 

オンタイムにはクロスカントリーレースのような持続して走り続ける必要はありません。

 

自分のレベルに合ったクラスで、自分の技量にあったもの。または自然と競い合うのです。​

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